第3回全国公開模擬試験
 質問回答履歴

118-3 B23

脳梗塞ならばミコナゾールゲルは服薬上禁忌ではありませんか?

脳梗塞の再発予防では、基礎疾患や肝機能、腎機能などを考慮しつつ、脳梗塞の原因、病態に応じて、動脈狭窄であれば抗血小板薬、心原性であれば抗凝固薬というように使い分けられています。
汎用されている抗凝固薬のうちワルファリンカリウム、リバーロキサバンはミコナゾールと併用禁忌ですが、ダビガトラン、アピキサバン、抗血小板薬などは併用禁忌ではありません。
臨床情報として投与薬物が明らかな場合を除き、脳梗塞であればミコナゾールゲルが必ず禁忌であるということにはなりません。

118-3 B42

サービカルマトリックスの「選択・試適・トリミング」を歯面処理前に行うので、これが「3番目に用いるもの」となりませんか?

「○番目に用いるのはどれか」や「順番に並べよ」といった使用器具の順序を尋ねる問題では、基本的に「器具の使用目的や効果」を想定して考えます。
「サービカルマトリックスの選択・試適・トリミング」は使用目的を充足するための準備であり、「サービカルマトリックスの使用目的や効果(塡塞、圧接、賦形、窩壁適合性向上など)」には相当しませんので、バックグラウンドのステップとして考えます。
ただし、116B59のように試適操作が選択肢に存在する場合はこの限りでなく、「行うことそのもの」を尋ねていますので、設問に合致したものを解答します。

118-3 C32

選択肢考察(選択肢d,e)に記載されている「上行性歯髄炎が生じている歯」は、└6ではなく└5ではないでしょうか?

選択肢考察における解説文作成上の不手際がございましたこと、お詫び申し上げます。
ご指摘の通り、「上行性歯髄炎が生じている歯」は、└6ではなく└5です。
訂正内容につきましては、後日、弊社ホームページの訂正表にも記載する予定です。