国家試験情報

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第118回
歯科医師国家試験
採点サービス総評

第118回歯科医師国家試験
採点サービス総評

第118回歯科医師国家試験(以下118回)の受験生の皆様、またご家族や大学職員の皆様、2日間大変お疲れ様でした。

118回はいかがだったでしょうか。難しいと感じた方もいらっしゃるかもしれません。今回の国試はどのような傾向だったのか、また119回以降ではどんな傾向になりそうか、注目されているかと思います。
採点サービス利用者の平均点および正答率から得られたデータを元に、第118回歯科医師国家試験の総評、科目ごとの傾向・正答率などを下記に掲載いたしました。ご活用いただけますと幸いです。

※現時点では採点除外になる問題や領域などに関する詳細は不明であり、正確な採点結果や合格基準は合格発表当日までわかりません。今回の掲載内容及び領域の分類や解答、科目に関して、弊社独自の見解であることをご了承ください。

第118回歯科医師国家試験 採点サービスにおける平均点及び平均正答率

118回平均点
(平均正答率)
117回平均点
(平均正答率)
116回平均点
(平均正答率)
総合 409.1/560点 (73.1%) 422.8/560点 (75.5%) 421.9/560点 (75.3%)
必修 66.6/80点 (83.3%) 67.9/80点 (84.8%) 65.1/80点 (81.4%)
領域
A(総論)
67.1/100点 (67.1%) 68.7/100点 (68.7%) 71.3/100点 (71.3%)
領域
B(各論)
275.4/380点 (72.5%) 286.2/380点 (75.3%) 285.5/380点(75.1%)

※小数点第2位を四捨五入した正答率を記載しております。

※116回・117回の平均点(平均正答率)は解答開示前のデータになります。

総評

第118回歯科医師国家試験の全体平均正答率は73.1%で、平均正答率が高かった117回や116回と比較して、2.5ポイント程度低下しました。117回と内訳を比較すると必修は1.5ポイント、領域Aは1.6ポイント、領域Bは2.8ポイントと、全領域で低下がみられました。
上記のことから118回は全体的にやや難化傾向であったといえます。

①問題内容の傾向
基本的な知識や思考力をもって臨めば十分に答えが出る問題が多く、臨床の現場で重要視されているガイドラインを根拠にした問題も117回に引き続き出題されています。歯科診療で遭遇しやすい場面をイメージさせる出題は維持されており、全体としては近年の国家試験の傾向と変わりありませんでした。
一方で、口腔外科学や歯科矯正学、口腔生理学では高難度の問題が、歯周病学や補綴分野では複数の解釈が可能な問題が一部にみられました。難易度や出題テーマ、問題形式などの設定に関しては、例年と比較して幅があった印象を受けました。
②類似テーマの問題
同一科目内で類似したテーマの問題が複数出題されました。
出題テーマ 問題番号
矯正用器具(線屈曲・切断に用いる器具) A14(矯正)、B39(矯正)、C44(矯正)
診断用ワックスアップの目的を問う問題 A83(冠橋)、C47(冠橋)
③過去に採点除外となったものと酷似している問題
出題テーマ 過去問題
B38 オーラルアプライアンスの製作に必要な下顎位 109B13
C54 キレート結合で硬化するセメント 110A113
④今後の傾向と対策

今後も、臨床で必要な知識や判断力を問う問題や、過去の出題を改変した問題が続くと予想されます。
118回では、前回よりも難易度やテーマ設定・解釈の幅が広がったことから、どの範囲をどの程度深く学習すればよいか悩む受験生が増えるかもしれません。
しかし、国家試験で求められる【学習の核】は変わらないと考えられます。まずは、正答率の高い問題を確実に解けるようにし、正確な知識を積み上げることが大切です。
また、確実に得点を伸ばすためには、ガイドラインの細部や出題者の専門分野を把握し、苦手分野を克服することが求められます。積み上げた知識を応用し、一歩踏み込んで考える力や問題設定を読み取る力も重要となります。

以上が麻布デンタルアカデミー講師の総評となります。

基本的な対策を自身に合った適切なペースで進めるだけでなく、合格のために万全な対策を講じるとなると、かぎられた時間のなか個人の力だけで対応するのは容易ではありません。
私たち歯科医師国家試験対策予備校は、膨大な国家試験データの分析と豊富な指導経験をもとに、基本的な対策はもちろん、ガイドラインなどの近年の傾向もふまえた効率的な対策を提供しています。国試対策のプロフェッショナルとして、受験生の皆様に寄り添い、国家試験合格まで走りきれる環境を整えており、合格を目指す皆様のお役に立てるよう尽力してまいりますので、ぜひご活用ください。

このたびは国家試験採点サービスをご利用いただき、誠にありがとうございました。
第118回歯科医師国家試験受験者の皆様の合格を心よりお祈り申し上げます。

2025年2月19日
麻布デンタルアカデミー講師一同

必修と代表的な科目についての傾向

(1)必修

従来の必修対策で十分対応できるレベルでしたが、ポリゴン表(A10)が初登場するなど、一部の図表問題(A15、A17、D4)で一般問題レベルの問題がありました。X2タイプの問題数は117回と同じく6問(A4、A13、B5、B20、C12、D13)でしたが、正答率が低いもの(D13:22.2%)もみられました。

(2)基礎科目・衛生

・解剖学

近年は脈管の出題が目立っていましたが、118回では再び神経の割合が多くなりました。ただし頻出の三叉神経などではなく舌咽神経(A23、A47)迷走神経(A47)舌下神経(D33)を取り上げることで例年同様の難度を維持していたと思います。

・口腔生理学

例年より問題数が増えました。神経生理は従来の出題範囲から一歩踏み込んでおり、正答率が極端に低い問題(D30、D81)がみられました。

・歯科理工学

例年より問題数が増え、117回と同じく電子顕微鏡像(C46)や硬化反応式(D68)のほか、材料の物性を比較する問題が3問も出題(A31、A72、B40)されたのが印象的でした。

・衛生学

SDGsにおけるFAOの目標(B54)、禁煙支援の5A(B64)、パンデミックにおけるWHOの業務(C45)、健やか親子21(第2次)(C82)など、近年の社会情勢を反映させた問題が散見されました。また法律や制度の問題では、従来のように単純に選ばせるだけでなく、実際の医療現場と法律を結びつけさせるような傾向(C41、D6)がみられました。

(3)臨床科目

・保存修復学

例年に引き続き、コンポジットレジン修復に関する問題(B36、C50、D23、D66)や窩洞形成の特徴を問う問題(A24、A81)が主で、基本的な内容が問われている印象でした。

・歯内療法学

過去によく出題されていた内部・外部吸収や歯根尖切除の問題は出題されなかった一方で、近年では歯内−歯周病変の問題(B35、B68)がよく出題される傾向があります。

・歯周病学

問題設定において、解釈の幅が広い問題(A32、A82、C25)がみられました。
出題テーマは近年の傾向を踏襲しており、補助的清掃器具は117回に続き118回でも出題(B73)され、歯周膿瘍は116回から3年連続で出題(D35)されました。

・有床義歯学

過去の正答選択肢が再び採用されるなど、基本的な内容を問う問題も多いなかで、同じ手技でも粘膜調整とダイナミック印象を区別させる問題(D22)など、本質的な理解が必要な問題もありました。
顎義歯は近年2〜3問の出題がみられておりますが、この傾向は118回も維持され(A76、B47、D57)、難易度も過去問と同等でした。

・冠橋義歯学・インプラント

冠橋義歯学では傾向は変わらず、ジルコニアなどメタルフリーの補綴装置(B60、D77)や製作過程のエラーを問う問題(C78)、オーラルアプライアンス(A25、B38、D61)が出題され、この傾向は続きそうです。
インプラントでは補綴術式に関する問題(A89、B46、C40)の割合が多かったです。

・小児歯科学

例年と傾向は変わらず、満遍なく出題されていた印象です。難易度もさほど変わらないため、過去問を解くレベルの知識で十分対応できたのではないかと思います。
なお、ほぼ毎年のように出題されていた自閉スペクトラム症などの発達障害を主テーマにした出題はありませんでしたが、時代的背景をふまえると今後も注視すべきテーマの一つと考えます。

・歯科矯正学

これまでの解き方が通用せず、深い知識があってもなお解答が絞りきれない問題が例年より多くあり、一般・臨実ともに難化傾向が顕著でした。

・口腔外科学

小児歯科学や歯科矯正学などとも関連しますが、症候群の問題(B31、B32、C2、C23、C28、C72、C88、D40、D41)が引き続き多数出題されました。
例年通りの傾向がみられる一方で、118回では感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2017年改訂版)を根拠にした問題(D29)や、骨切り術についての問題(B59)などのような臨床的な視点が求められる内容で正答率が低い問題も散見されました。

・歯科放射線学

例年に比べ正答率が低い問題が目立ちました。1問に検査法と目的の組合せを詰め込んだ問題(A70)や法律の条文が出典の問題(C79)など、これまでの歯科放射線学ではみられなかった形式の問題も出題されました。

・歯科麻酔学

歯科麻酔学は一般歯科医でも遭遇し得る救急関連のテーマ(A19、B1、B44、C53、C64、 D73)からの出題が多くみられました。

・高齢者等(高齢者/有病者/障害者/摂食・嚥下)

高齢者歯科学は、例年と同様に過去問を十分に理解できる知識があれば解ける問題が多くありました。また、老年症候群(C3)やオーラルフレイル(C68)というキーワードが初登場したり、近年出題実績のあるフレイルサイクル(C1)についての問題が再度出題されたのが印象的でした。
有病者歯科学では、血液透析に関連した問題(A67)が3年連続でみられました。
摂食・嚥下リハビリテーション学は、問題文の情報量が多く、総合的に判断する必要があった問題(B43、C27、C33)がありました。引き続き臨床を意識した学習が必要であると考えます。

*本総評では、詳細な分析を行うため、科目を細分化しております。このため、Web成績表等で提供する科目表記と一部異なる場合があります。

第118回歯科医師国家試験 採点サービスにおける問題別正答率

*正答率80%以上のものを赤字、正答率30%未満のものを青字で表示してあります。

*小数点第2位を四捨五入した正答率を記載しております。

基礎科目・衛生

解剖学

A47 頸静脈孔を通過する神経の損傷により生じる症状 90.8%
A59 頸動脈三角に存在する解剖学的構造 3.9%
B65 平均近遠心幅径が最も大きい歯 86.1%
D4 Rathke嚢から形成される臓器 21.2%

病理学

A8 甲状舌管嚢胞の発生原因 97.3%
A71 間葉性歯原性腫瘍の由来 89.0%
B5 正常細胞と比較したがん細胞の特徴 80.2%
B34 正角化性歯原性嚢胞の診断 84.0%
C28 Turner症候群の顎口腔領域における特徴 83.1%
C89 嚢胞の診断 88.2%
D45 TNM分類で示されること 89.3%

生理学

A16 Broca領域の脳梗塞で発症する障害 86.8%
B19 エリスロポエチンを産生する臓器 90.1%
C20 痛み刺激を伝導する神経線維 87.9%
D30 脳内のシナプス前ニューロンから放出される神経伝達物質 27.8%
D88 唾液腺に対する自律神経の役割 94.1%

生化学

正答率80%以上 および 正答率30%未満の問題は無し

微生物学

B41 T細胞の中枢性免疫寛容 89.0%
B52 ヒトヘルペスウイルス 19.8%
C22 歯周ポケット内に存在する運動性細菌 92.5%

薬理学

A9 シスプラチンで生じやすい口腔内の有害事象 85.4%
B2 身体依存を生じる薬剤 98.5%
B85 抜歯後の鎮痛に用いられる薬剤(和漢薬含む) 90.8%

歯科理工学

A72 歯質と歯冠修復材料の機械的性質 91.3%
B45 非吸収性の骨移植材 89.5%
B86 コンポジットレジンのフィラー含有量増加で上昇するもの 91.8%
C21 生体活性を有する生体材料 90.6%
D68 付加型シリコーンゴム印象材の硬化反応式と特徴 24.0%

衛生学

A1 医療安全支援センターの特徴 90.2%
A12 国際生活機能分類〈ICF〉の構成要素 98.4%
A13 人を対象とする医学研究の倫理 97.6%
A18 快適な職場環境の形成のための措置を規定する法律 90.7%
A27 食事摂取基準(2020年版)においてビタミンDの摂取目安量により予防を図る疾患 90.7%
B8 医療法で定める都道府県の業務 86.8%
B11 患者の自己決定権の行使 97.1%
B13 N95マスク着用が求められる疾患 99.4%
B71 特定健康診査結果による特定保健指導の対象の階層化 89.0%
B79 身元確認のデンタルチャート 85.9%
C5 解釈モデルの理解に役立つ患者の回答 98.5%
C14 個人用防護具を取り外す順番 92.8%
C15 客観的に定量化できる機能検査 84.4%
C17 医薬品医療機器等法に規定される重篤な副作用の報告義務先 88.6%
C38 口臭恐怖症患者の特徴 98.7%
C82 健やか親子21(第2次)の基盤課題 84.3%
D1 口腔衛生管理に含まれる項目 93.4%
D3 バイオハザードマークの色で区別している項目 96.6%
D6 医療法に基づいて患者への説明のために作成される書類 90.2%
D12 英語問題(歯内療法) 95.1%
D17 歯科技工指示書の記載事項 89.9%
D24 2019年国民生活基礎調査における介護が必要となった原因 95.9%
D60 ノーマライゼーションに該当するもの 90.6%
D71 脳死判定基準に含まれる項目 94.8%
臨床科目

保存修復学

A81 従来型グラスアイオノマーセメント修復の窩洞形態 91.6%
B36 歯頸部の齲蝕への修復に用いる修復材料と器材の組合せ 96.7%
C50 CR修復の術式 82.9%
D23 上顎前歯のCR修復で審美性の回復に有効な操作 20.1%
D63 Tooth wearの原因 98.6%

歯内療法学

B35 ⻭内−⻭周病変の検査⽅法 15.0%
B49 脱臼歯の再植後の固定に用いるもの 84.1%
B68 歯内−歯周病変でまず行う処置 90.7%
B84 歯肉腫脹に対する診断に必要な検査 96.8%
C31 抜髄が適応となる疼痛 86.9%
C76 歯肉腫脹の考えられる原因 82.8%
D21 根尖部圧痛に対する診断と治療方針の決定に必要な検査 92.0%
D70 歯科用コーンビームCTで判断できる偶発症 94.8%

歯周病学

A64 角化歯肉の不足した根面露出症例への適切な治療法 90.5%
B23 垂直性⾻⽋損への⻭周外科治療 96.6%
B53 歯肉切除術の手順 94.5%
C6 歯周外科治療の切開方法 85.9%
C25 歯周外科治療において次に行う処置 92.3%
C52 慢性歯周炎に対する治療法 92.0%
C83 Jankelsonの分類 19.2%
D5 歯周炎のグレード分類 96.0%
D35 歯周膿瘍への対応 81.9%

全部床義歯学

A33 舌接触補助床で改善が期待できる障害 98.7%
A76 顎義歯の設計 90.8%
A84 フレンジテクニックによる機能的歯肉形成で決定される事項 87.4%
B51 パラトグラム検査と調整部位 89.2%
C9 咬合圧の検査法 99.5%
C32 フラビーガム症例での義歯の動揺防止 80.0%
C62 パラトグラム検査と調整部位 95.2%
C73 義歯清掃指導 97.7%
D57 上顎顎義歯の構造で改善されること 93.3%

部分床義歯学

A51 A50と連問:カーボンマーカーでの印記直後に使用する付属品 93.7%
B70 新義歯によって向上したもの 88.4%
C63 印象時のストッパーの役割 84.5%
D10 歯の喪失に伴う二次性障害 97.9%
D55 上顎義歯口蓋部に厚みを付与することで改善が期待される摂食の5期の時期 94.9%

冠橋義歯学

A25 ナイトガードで防止できる事項 96.2%
A83 診断用ワックスアップの役割 89.3%
A86 接着ブリッジのサンドブラスト処理後に行う操作 92.3%
B6 咬頭干渉が検出できる検査法 92.7%
B29 ブリッジの清掃指導 89.3%
D32 欠損部粘膜に凹みを形成するポンティック基底面形態 91.5%
D61 スタビリゼーションアプライアンスの側方運動による咬合接触の印記 84.0%

インプラント

A89 オープントレー法による印象採得 89.6%
B46 上部構造試適の操作手順 83.7%
D59 テーパー形状のインプラント体の特徴 7.1%

小児歯科学

A15 Scammonの成長曲線 87.8%
A46 ランパントカリエスの特徴 81.5%
A52 エナメル質初期齲蝕の原因 93.0%
A56 Franklの分類 8.0%
A57 乳歯外傷の特徴 85.6%
A68 小児の急性歯髄炎に対する処置 81.0%
B22 萌出遅延を主訴とする女子の画像診断(15歳) 84.6%
B32 全身疾患とその配慮事項 98.3%
B42 乳歯晩期残存と永久歯萌出遅延への対応 87.8%
B90 バンドループの製作手順 90.0%
C4 幼児の仕上げ磨き 83.4%
C8 歯齢の分類を提唱した人物 99.1%
C66 保隙装置の装着目的 20.7%
D16 3歳児の歯科診療に適した時間帯 95.5%
D31 歯の異常の画像診断(13歳) 93.5%
D46 咽頭痛と発熱を主症状とする疾患 95.6%

歯科矯正学

A3 骨格性下顎前突の特徴 92.5%
A10 セファロ分析の結果から読み取れる所見 99.3%
A22 上顎のマルチブラケット装置と併用する矯正装置 89.3%
B7 鞍状歯列弓の原因 98.2%
B33 矯正歯科治療における抜歯基準 86.6%
B39 結紮線の切断に用いる器具 86.5%
B56 骨の縫合部に力が作用する矯正装置 83.8%
B78 外科的矯正治療の治療方針 80.2%
C13 口呼吸によって変化するセファロ分析の距離計測項目 90.2%
C30 矯正の抜歯部位と併用する矯正装置 87.4%
C44 ファーストオーダーベンドに用いるプライヤー 16.1%
C65 口唇口蓋裂の手術の既往がある患児に用いる矯正装置 82.7%
C71 本格矯正治療後に予想される変化 90.4%
C75 機能性反対咬合の改善により小さくなる計測角 88.2%
C88 先天異常と不正咬合 91.9%
D2 大坪式模型計測器で測定する模型計測項目 93.0%
D15 母指吸引癖により生じる不正咬合 83.7%
D48 オーバーオールレイシオが小さくなる歯の異常 93.3%
D89 マルチブラケット装置に用いるアーチワイヤーの装着手順 86.2%
D90 Total discrepancyと抜歯空隙の差を求める計算問題 83.4%

口腔外科学

A39 TNM分類におけるStage分類 82.4%
A48 移植片対宿主病〈GVHD〉患者にみられる口腔症状 94.3%
B3 MRIで判明する顎関節の症候 98.2%
B10 Quincke浮腫の原因 95.0%
B21 疾患と原因療法の組合せ 90.2%
B30 血管腫〈静脈奇形〉の診断 96.0%
B67 腺様嚢胞癌の治療法 95.7%
B72 味覚異常の精査に必要な検査 91.2%
B88 Gardner症候群の臨床像 15.5%
B89 舌白板症切除後の処置 26.0%
C10 デブリードマンの目的 95.2%
C16 発熱を伴う舌の異常 98.4%
C60 類表皮嚢胞の診断 84.9%
C67 アミロイドーシスの診断 94.6%
C69 下顎骨骨折に対する観血的整復固定術の手順 3.6%
C70 歯原性粘液腫の診断 98.4%
C72 皮膚の色素沈着を伴う症候群 97.8%
C81 ウイルスの日和見感染で生じる疾患 87.7%
D9 閉口障害の原因となる病態 95.8%
D14 顎下腺が硬く腫大する疾患 90.8%

歯科放射線学

A7 顎関節部MRIの正常解剖 96.4%
A36 放射線量と細胞生存率曲線 8.2%
A66 ガドリニウム造影剤の使用に際して最も注意すべき病態 92.2%
A70 唾石症が疑われる患者に追加する画像検査とその目的 88.0%
B18 男性におけるしきい線量が最も低い放射線障害 12.5%
B80 口腔内エックス線画像の正常解剖 28.8%
C55 上顎洞疾患の原因微生物 23.3%
C86 MRIのT2強調像で無信号を呈する組織 89.3%

歯科麻酔学

A19 Heimlich法が適応となる病態 98.9%
A28 全身麻酔の術前絶飲時間 80.4%
A60 過換気症候群の意識レベル低下の原因 87.2%
B1 一次救命処置〈BLS〉で行うこと 99.5%
B81 Hugh-Jones分類 23.5%
C7 薬物アレルギーに関与する免疫グロブリン 97.7%
C53 歯科治療中の一次救命処置〈BLS〉 88.2%
C58 3点誘導法によるモニタ心電図における電極の位置 84.0%
C64 歯科治療中の一次救命処置〈BLS〉 85.5%
D13 表面麻酔に使用する局所麻酔薬 22.2%
D42 Japan Coma Scale 〈JCS〉の評価で行うこと 98.6%
D52 周術期管理において高齢者で多くみられる合併症 83.7%
D73 歯科治療中の異常血圧上昇への対処 90.9%

高齢者歯科学

A4 栄養状態の指標 97.5%
B14 高齢者の脱水を疑う臨床所見 95.3%
C1 フレイルサイクル 85.1%
C68 オーラルフレイルへの対応 92.7%
C74 薬剤による有害事象が高齢者に多い原因 92.6%
D43 自立度が低い有病高齢者の口腔衛生管理に先立ち行うこと 94.5%

有病者歯科学

A6 肝硬変で変化する検査項目 96.8%
A29 腎機能低下で低値を示す検査項目 93.7%
A67 人工弁置換術を受けた血液透析中の患者対応 89.8%
B4 深部静脈血栓症のリスク評価 98.1%
B62 場所や時間がわからない認知機能障害 93.4%
C34 糖尿病の慢性合併症 17.6%
C87 異常呼吸と原因疾患の組合せ 82.4%
D18 症候と全身疾患の組合せ 84.9%

障害者歯科学

B37 筋緊張の強い身体障害者への行動調整 94.6%
C2 室温への配慮が必要な先天異常 99.9%

摂食・嚥下リハビリテーション学

A45 口唇閉鎖不全と鼻咽腔閉鎖不全に影響を与える筋 93.7%
A65 口腔機能低下症における口腔清掃状態不良の検査に用いる指標 84.3%
C85 バルーン拡張訓練の目的 94.9%
D75 ブローイング訓練で改善が期待される筋 97.0%

合格発表後の流れを
動画で紹介

合格発表後に行うことを簡単にまとめていますので、参考にしてください。

  • #01免許申請手続きのポイント!
  • #02結果が不安な時は麻布に相談